matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。
D60 77は元D50 219。
D50 219の車歴は↓こちら。D50 219の旧機番は29918。
http://d51498.com/db/D50/D50219
シールドビーム、キャブ屋根延長、重油タンク装備と、まごうことなき磐越東線装備機です。
76号機同様、除煙板のフロントデッキ部下端が上下に開閉できる構造になっています。点検蓋は75号機とは異なり、通常の大きさです。個人的にパイプ煙突は気になりません。
炭水車は12-17形式であり、過去記事で触れましたが、どうやらD50では190号機までが8-20形式、191号機以降が12-17形式となっていたようです。勿論、一部の機関車は振替を実施していますが。
タネ車であるD50の最終配置区ですが、D60 36から北海道機が出現します。36~78号機の43輌のうち32輌、実に2/3が北海道配置機です。内訳は追分区10輌、富良野区8輌、岩見沢区7輌、鷲別区5輌、滝川区1輌、倶知安区1輌となっており、北海道からD50が比較的早期に消えたのにはこういった事情もあったのでしょうか。転出したD50に代わってD51が配置されることになります。
車歴は↓こちら。