ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

38622

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年6月25日 徳島気動車小松島支区

C58 295号機の記事で使用した画像ですが、今回は38622の画像としてのアップです。

正面の番号板は形式入りですが書体がゴシックなので、いささか風格が見劣りします。そしてボイラーが細めなせいか、番号板が大きく見えます。LP42はバランスが取れた大きさです。サイドステップは梯子タイプ。大勢を占めるL型のものとどちらが使い易いのでしょうね。

この当時、四国の国鉄路線は全て非電化なので「架線注意」札はありません。しかし無煙化はどこの地域よりも進んでおり、昭和44(1969)年3月31日現在で、四国に在籍する蒸機は宇和島区のC12が1輌と、ここ小松島支区に在籍する8620が2輌、C58が11輌、そしてC11が3輌の16輌が全てで、これらの蒸機も翌45(1970)年3月のダイヤ改正で全廃となり、全国に先駆けて無煙化を達成し、気動車王国を標榜することになります。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/8620/38622