かつて、新琴似駅の裏にはドリゾール工場の敷地が広がっていました。
ドリゾールって何?木材とセメントを使った不燃性の建材だそうです。
いつの間にかその工場がなくなると駅裏は広い広場になりましたが、やがて新たな建設の槌音が鳴り響くようになりました。
下り普通列車 新琴似駅
右手のドリゾール工場跡地には、マンションの建設が始まっています。平成の今では建物と駐車場だらけになっています。
撮影した場所は、駅裏の道路と駅前とを連絡する跨線橋ですが、駅にはまだ跨線橋はありません。利用客が増え、列車の本数も増えるようになると、ようやく駅にも跨線橋が作られますが、高架化・電化された現在から見ると、どこの田舎かと思うような光景ではあります。
昭和55(1980)年1月10日