ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌駅周辺を俯瞰

俯瞰撮影には好みが分かれるようで、景色には無関心でひたすら列車を美しくキッチリ写さないと気が済まない人には俯瞰なんて価値ないものでしょうけど、私はカッチリ俯瞰症でありました(過去形)。目線が高くなると色々なものが見えてきて、欲深い私には格好の光景なのです。
とはいえ、登山は疲れるだけでなんの興味もないので、俯瞰といってもたかが知れていましたけど。しかも今では腹回りの発達に反比例するかのように体力がすっかり衰えたのと、生来の面倒臭がりが精神の中枢を支配してきたので、もうダメポ。

JRタワーというのがあります。その展望台に上がると、あ~ら見事。豊平川から桑園近くまでの線路がきれいに見下ろせます。おっと、きれいかどうかは窓ガラス次第でしょうか。場所の高さに負けじと、入場料も結構高いですけどね。

そのJRタワーができる以前にはセンチュリーロイヤルホテルの展望レストランが線路を俯瞰するのに絶好の撮影スポットでした。

イメージ 1
桑園方向を見下ろします。黄色いシミが勢力を拡大してました。

どういう成り行きで展望レストランに行ったのかは覚えていませんが、同級生と一緒に上がって少し待たされてから席に着き、コーヒーをすすっているうちに展望台はゆっくりと回転し、丁度よい位置に来た時にこの写真を撮った次第でございます。くつろいで俯瞰撮影ができるなんて夢のような世界ではありませんか。あ、店の人にはちゃんと許可を取ってから撮影しましたよ。

昭和55(1980)年1月27日 桑園~札幌