鉄ちゃん2周年ともいうべき頃、新琴似駅に来ておりました。春休みなので暇だったんでしょうねえ。雪解けも進み、雪が消えた代わりに水たまりがあちこちにできております。駅には早めに来てしまったのでしょう、気動車を写しております。
列車交換です。この当時のローカル列車はキハ21とキハ22が主力でした。寒い時期にはデッキ付きのキハ22が断然いいです。
で、キハ26なんかが混じってたりもしました。キハ22とは塗装の塗り分けが違っていて急行列車みたいだし、窓が大きい。なんかこっちの車両の方が良さそう、そんなことを思ったような気がします。
優等列車の無煙化に貢献した最初の形式でしたが、北海道のキハ26やキハ55は晩年、札幌地区でこじんまりとローカル輸送に甘んじ、ひっそりと消えてゆきました。
真打登場です。初めて見るナンバーでした。99号機と228号機しか見ていなかったので新鮮に見えました。感激したでもあるまいに、ブレてます。
気動車はしっかり撮影していたのに、蒸機の方はブレブレ写真ばっかりで、つくづく自分の腕の無さに悲観します。この2年間の成長はあまりなかったようです。
昭和47(1972)年3月25日 札沼線 新琴似駅