ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

市営交通50周年

札幌市電が市営となってから、昭和52(1977)年でちょうど50周年を迎えました。それを記念しての特別車両が運転されました。それらは非営業で乗客を乗せることはありませんでしたが、久々に走行シーンを見られたのが嬉しかったです。
やって来るのを待つのももどしかったので、248号に乗車してそのすれ違いを撮ることにしました。
ちょうどこの頃は軌道の工事を実施しており、路面電車存続への意気込みが感じられました。

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A830形連接車。番号不明
今見ても素敵なデザイン。キテレツなデザインの(顔つきの悪い)車両ばかり製造するどこかの鉄道会社は、こういうセンスは持ち合わせていないのでしょうね。

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250形。番号不明。こちらは現役の車両ですが、車体にモールの飾りつけをしています。カメラの先端部だけを出してのメクラ撮影です。あ、メクラって差別用語でオクラ入り?

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この頃はバスでも回送の時などには「非営業」という表示を出していたと思うですが、今でも使っているのでしょうか。

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248号の車内。

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明治生まれの最古豪である22号。昭和49(1974)年4月限りで鉄北線が廃止になった時に記念運転されましたが、その時以来となります。後続には花電車が見えます。

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花電車となった雪形。番号不明。かつては全国の路面電車で、何か大きなイベントがあるごとに花電車が運転されたようです。

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「電車事業所前」で市電を降りて、「西四丁目」に引き返します。

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結構くたびれている電停の看板。

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332号で引き返します。

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帰りもせっかくなのですれ違いを撮ります。運よくM101号と出会いました。

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「西四丁目」電停 250形とA830形が停車中。フレームの右外には22号がいます。
くす玉が用意され、イベントが行われる模様。

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22号は車内を開放し、見学できるようにしています。

平成の今、100周年まであと11年です。

昭和52(1977)年7月31日