ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

本日のスキャン 落書き

札幌駅8・9番ホーム 昭和53(1978)年6月1日
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まさか本名ではないと思うのだけれども、仲間内では大うけだったのかもしれませんね。

20年ほど前の苗穂運転所まつりの時、廃車になったキハ56が「落書き」用に展示され、消防、厨房らが可愛いのかあどけないのかバカなのか、いっぱいいっぱい他愛のない落書きをしておりました。決して「日本死ね」などという汚く見苦しい悪態などはありませんでした。
そんな中、落書きの定番なのでしょうか、人の名前も幾つか見かけました。本名のようだったり渾名のようであったり、まあ、他人にはどうでもいいものではありましたが、やはり仲間内では何らかのアピールだったりおふざけだったりしたのでしょう。でも一番ふざけているのは何よりもJR北海道の苗穂運転所だと思いました。長年にわたり、道内の旅客輸送に大活躍してきた車両たちに、このような落書きをさせる神経が、私には到底理解できません。国鉄時代の動労などによる落書きやお札貼も酷かったけれども、このイベントの落書きも相当に酷いでしょ。ただの悪ふざけにしか見えません。やってはいけないことですが、コンクリートの橋脚に描かれた芸術家気取りの落書きの方がまだマシに思ってしまうほどです。
一人の鉄道ファンとして、車両への落書きは悲しいことです。情けないことです。去りゆくものに対する敬意や感謝の心は持ち合わせていないのでしょうか。落書きしたこどもたちやその親に罪はありませんが、それをそそのかしたJR社員はバカですか。運転所の所長はバカですか。一遍死んでみるか。バカは死ななきゃ治らないってね。