士幌線の糠平~十勝三股間が休止になるというので、その前日に「からまつ」に乗って帯広に向かう途中、富良野駅で撮影したものです。
423列車 下り「からまつ」が富良野に到着すると、3458列車が行き違いのため停車しておりました。
3458列車 DD51 509
貨物列車なのでSGは出しておりません。
こちらは乗車した423列車。「からまつ」の愛称サボは寝台車のみ掲出。
深夜を通して乗務は大変です。
DD51のエンジン音だけが深夜のホームに響き渡ります。
423列車の牽引機、DD51 637。天井からSGの蒸気が吹き上がっています。つい、これが蒸機だったら・・・との妄想に取り憑かれたりして。
「反戦」なんでしょうね。国民を踏み台にして戦っているクセに自己矛盾もいいところ。国鉄を解体に追い込んだのは労働組合に他なりません。自家中毒もいいとこです。
左の3458列車が発車してゆきました。右は423列車。
ほどなく、424列車 上り「からまつ」の到着です。牽引機はDD51 581。
左が423列車、右が424列車。
郵袋の積み下ろし作業のようです。深夜にもかかわらず、一気ににぎやかになります。時刻は2時20分を回ったところ。
給水?給油?
上下の「からまつ」からシルクのような蒸気がたちこめ、ホームをぬくもりで包みます。もうこんな安上がりで幻想的なシーンを見ることはできません。「ななつ星」や「瑞風」や「四季島」ごときには絶対に出来ない演出です。貧乏人のヒガミですけど。
昭和53(1978)年12月24日