JR北海道のラッピング車としては、平成9(1997)年に3両のキハ40がそれぞれ、イカ(函館車)、キツネ(旭川車)、カニ(釧路車)の派手派手デザインをまとったのが印象深く残っているのですが(他にもキハ40の「ひまわり」、キハ54の「灯台」(今の「流氷」とは別です)もありました)、ミレニアムには特急「サロベツ」用キハ183系3両が、一般公募によるデザインでラッピングされました。
キハ183-1502
キハ182-503
キハ183-1504
とまあ、なんかもう落書き列車みたいな風情すらありますが、こんな車両が「サロベツ」だけでなく「利尻」の運用に就いたりもしました。
いつまでこんな格好で走っていたのかは定かではありませんが、年明けには見かけなくなったような気がします。
更に平成14(2002)年4月には、Jリーグ「コンサドーレ」のJ1昇格を祝って、「北斗」用のキハ183系5両がドーレ君にラッピングされました。しかもラッピングされたキハ183の「北斗」ヘッドマークも特別なデザインでした。こちらのラッピングデザインは結構好きで、予期しないで来てくれるとかなり嬉しい思いをしたものです。ただし、ラッピング車5両だけが揃っての運転は最初だけだったかもしれず、すぐに編成がバラバラにされてしまったのは残念です。
平成12(2000)年6月28日 苗穂工場