上野駅の姿が大きく変わったのは上越新幹線の開業でしょう。その日から、高崎・上越線、東北本線で運転されていた特急列車はほとんど消滅してしまいました。それだけに前日の上野駅はいつも以上に早朝から騒然としていました。
で、その運命の日の前日。
「はくつる」は翌日のダイヤ改正で1往復から2往復に増発されるのに、みんな撮影に一生懸命。
癪に障る黄色い看板。東京駅にもありました。何が「あぶない」んだかよく分かりませんが、文盲なジャリ鉄には利き目は有りません。大人は鉄道公安官と私だけやん。
普段ならお行儀よく、看板の云う事をキチンと聞くのですが、この日ばかりはジャリ鉄に混じって文盲のフリをしました。でも危険がなければ大目に見てくれていたようです。
昭和57(1982)年11月14日 上野駅