蘭島駅から乗車した快速列車を、然別で下車しました。相変わらず、雲が重く垂れこめていました。
10:53 然別駅 3532D
乗車してきた列車を見送ります。時間が無いので、余市川に架かる橋梁へ急ぎます。ここでは旧客を1本撮るだけです。因みに写真のキハ40 144は、後に宗谷急行用のキハ400-144に改造されます。
11:26 然別→仁木 荷43列車
三つ目の741号機が牽引です。向かって左側のデッキ手摺に、斜め棒が1本追加されているのも、函館カマの特徴です。
雲が切れるようになって、間から太陽が時折顔を出すようになります。でも、これで移動します。
当時の然別駅。駅員さんがおり、右手には商店が健在でした。
駅向かいの山は秋らしさを見せています。
「国鉄」の文字が沁みます。
12:10 128列車
機関士が身を乗り出し、駅長さん(?)がタブレットを持って迎えます。タブレット授受器は、特急、急行、貨物列車の通過時に使用していたのでしょう。
50系客車に乗車して次の撮影地へ移動しますが、この時点ではまだ場所は決まっていませんでした。
昭和61(1986)年10月10日