ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

白符俯瞰

結論から言えば、白符俯瞰は失敗に終わりました。もうダメぽ。

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11:34 渡島福島←白符 846D

それまで海が見えていたのに、列車の通過時刻が迫るにつれ、雪の降り方が強くなってきました。津軽海峡よ、どこへ消えた。

ところでこの列車、木古内では江差からの列車に併結せずにそのまま単独で函館に向かう唯一の列車なので、列車番号も特異です。ただし、木古内からは746Dという江差線列車番号に変わります。

 

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12:08 渡島福島→白符 4823D

先の撮影から30分ほどで今度は下り列車が通過します。急いで場所を変えますが、そこは渡島福島側も白符側も狙えるという二度美味しい場所です。しかし雪は降り止まず。う~ん、前照灯も点いてないしダブルで不完全燃焼。

 

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13:42 白符駅 4826D

白符駅で見かけた唯一の乗客は少女でした。

山を下りたら雪はすっかり止んでしまったという、何なんでしょう一体この仕打ちは。

 

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14:45頃 木古内駅 845D

函館を745Dとして発車し、木古内では分割を行わず、単独そのまま845Dとなって松前を目指します。846Dの兄弟列車です。

架線が張っていないということは、松前線廃止と運命を共にするのでしょうか。

 

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15:37 上磯駅 725D・726D

乗車してきた4826Dは木古内で726Dに併結されました。止んだと思った雪がまたちらついてきました。

 

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そして函館では猛吹雪に。帰りの「北斗13号」(17:12発)を待つ間、他の乗客は跨線橋や階段に避難するほどでしたが、私はといえば白符での無念さが残っていたので、強風に煽られながらもホームの柱に抱き着いて入換の様子を撮影しておりました。ま、こんちくしょう!というヤケのやんぱちでござる。

 

昭和62(1987)年12月30日