ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

東北旅行へ 上野駅

友人と東北地方を観光旅行した際、「ゆうづる」で青森へ向かいました。

まずは友人をほったらかしにして、出発前の上野駅でカメラを取り出しました。

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9号車の出入り扉には白線がありません。車番は記録していません。

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22:30発の急行「津軽」。

座席車だけの所定8両編成ですが、この日は増結されて10両編成に。20系時代までは寝台車が連結されていましたが、この3年前に14系化された際に寝台車の連結はなくなりました。しかし4年後には583系化されて寝台車復活です。

 

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17番ホームに停車中の「津軽」の奥に見えるのは22:24発の寝台特急「あけぼの5号」、秋田行きです。

 

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津軽」と「あけぼの5号」の間に割って入るように到着したのはL特急「ひたち50号」。もうフラッシュ焚き放題です。

 

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奥の13番ホームは22:20発の「はくつる1号」

手前15番ホームは22:24発の「あけぼの5号」

 

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奥の13番ホームは、23:00発の「はくつる3号」

手前15番ホームは、23:03発の「出羽」、秋田行きです。先に発車した秋田行きの「あけぼの5号」とかぶりますが、経路が異なり、「出羽」は高崎・上越羽越線経由、「あけぼの5号」は東北・奥羽線経由です。「鳥海」と「つばさ」の関係と同じです。

 

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17番ホーム(左)は23:02発の「ゆうづる3号」(季節列車)

18番ホームは23:12発の「ゆうづる5号」です。顔並びには往年の姿を彷彿させます。

乗車するのは「5号」。両者ではカニの顔に違いがあります。右のカニは9号以降の、マイクロスカートがなくなったタイプ。おでこが汚れでエライことに。電気機関車パンタグラフから飛んでくる鉄粉が付着して錆びたものかと。

 

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電源車に荷物を積み込んでいます。カニ24は電源車ですが、荷物車でもあります。荷物室がない電源車はカヤ24。

 

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機関車同士の並びを撮っていませんが、きっとこれ以上前には行けなかったからでしょう。ホームの上には「この先、撮影禁止」などという黄色い看板が天井から吊り下がっていたかと。

 

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なんとなく車番撮り。

24系には帯の色が白色、銀色、金色の3種類が存在し、また帯の本数や太さにも違いがあって、模型屋さんは1両ごとに確認が必要かも。上段付近の小窓も廃止されるようになりました。

 

東北・上越新幹線が開業し、昼行の特急列車には大きな動きがあったものの、東北方面の夜行列車にはまだ活気が残っていました。

 

昭和61(1986)年11月1日 国鉄最後のダイヤ改正