ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

79618と79619

皆様とともに新しい年を迎えることができ、大変嬉しく存じます。本年も乏しい知識と見識を晒しつつも、人様からお預かりした貴重な写真を中心にご披露されていただきますので、お暇な時にでもお立ち寄り頂けると幸いです。

 

SAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月10日 倶知安機関区

 

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昭和50(1975)年4月2日 帯広運転区

車歴は↓こちら。

79618 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

倶知安区時代には前回の79615や79616と同様に、二つ目・給水温め器搭載のいかつくも愛くるしい姿でしたが、異動に伴い、一つ目化され給水温め器は撤去され、フツーな姿となりました。画像の時点で廃車となっていたようです。

二つ目時代、庇付きは片方だけで、一つ目になった際には庇が付いているので、右側の照明が残されたということになるでしょうか。

 

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昭和50(1975)年4月2日 帯広運転区

車歴は↓こちら。

79619 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

車庫の中でキハ22と並びますが、すでに廃車されていたようです。79618と同じく池田機関区所属機ですが、廃車のための疎開だったのでしょうか。こちらは二つ目とは縁がありません。

散々見慣れたキハ22もすでに過去帳入りして久しいですが、カラー写真で見ると今でもローカル線を走っている錯覚に襲われます。過去と現在、夢と現実、バーチャルとリアル。異なる次元の記憶が入り混じり、それを融合と捉えるか混乱と捉えるかによって、夢と悪夢とに分かれそうです。