ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 143

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210623065403j:plain

昭和43(1968)年6月25日 高松機関区

 

f:id:railway-photo:20210623065442j:plain

昭和43(1968)年6月25日 讃岐津田駅

車歴は↓こちら。

C58143 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

 

重油タンクに集煙装置を搭載しての出で立ち。一時的にD51が配置されていたものの、本線運用のメインはC58でしたから、この重装備は頼もしい姿であったことでしょう。とはいえ、すでにこの10年前からDF91(←DF40)やDF50が投入されており無煙化は着実に進行中でした。因みに試作機関車であるDF40が投入前される前には、北陸本線で活躍していたDD50 4が試験的に運用に就いたそうですが、軸重が重い割にはあまりに非力で(なので、北陸本線では重連で運用されるケースが多かった)、ホンの一時的なもので終わったそうです。

143号機は既出の121号機同様に、キャブ前窓が幾分飛び出しており、また明り取り用の丸窓がありません。

右側ランボードを給水ポンプのところでも連続させているのは、四国の機関車によくみられる特徴です。(他区の機関車でも見られますが。)