ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 200

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210709071457j:plain

f:id:railway-photo:20210709071513j:plain

f:id:railway-photo:20210709071530j:plain

f:id:railway-photo:20210709071552j:plain

昭和42(1967)年10月22日 高山機関区

車歴は↓こちら。

C58200 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

変形除煙板で有名だった200号機です。このような切り欠きの理由は定かではありませんが、趣味的面白さ以外に意味があるようには思えません。因みに同類の切り欠き除煙板は、D51 89でも見られましたが、こちらも公式側のみで、手摺は除煙板に付いていたものを残す形でした。

除煙板を切り欠いたことで、新たにデッキ上に手摺が設けられています。それと関連した措置なのか、前端梁から少し飛び出してプレートが取り付けられています。そしてその前端梁の断面(側面)ですが、テーパーがついています。前端梁の縁まで切り欠いてしまったのでしょうか。

 

f:id:railway-photo:20211128083331j:plain

昭和46(1971)年3月28日 遠江二俣機関区

二俣線で「さようなら蒸気機関車」列車を牽引して引退。この時には公式側の除煙板が、北海道タイプの切り詰めが加えられた格好になっていますが、これは入換専用機であった沼津区時代に施工されたものです。

現在は、天竜浜名湖鉄道となった天竜二俣駅構内の運転区(旧 遠江二俣機関区)に、煙室扉と動輪だけが保存されているだけで、特徴的であった変形除煙板の姿を拝むことはできません。