ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 410とC58 411

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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不明 苗穂機関区?釧路機関区?

車歴は↓こちら。

C58410 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

おそらく「架線注意」札のないことから釧路機関区でしょう。向かって左側の前端梁のステップの取り付け方が特殊です。除煙板をアーチ状に結ぶツララ切りが釧路区機関車の特徴ですが、除煙板の切り詰めはなされていません。後部標識灯の灯具掛けの位置が左右で異なります。なんで?解放テコ受けは両端が左右逆に取り付けられています。411号機と見比べて下さい。支障はないでしょうけど。

それにしても全検上がりなのでしょうか、照り輝く車体が美しいです。

 

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昭和42(1967)年8月10日 五稜郭機関区

先輪がスポーク輪心に交換されています。除煙板は切り詰めなし。

 

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昭和47(1972)年6月13日 五稜郭機関区

第一種休車中のようです。除煙板は切り詰めされてコの字型の手摺が追加されちゃいました。炭水車背面には灯具掛けが3カ所もありますが、北海道の機関車では珍しくなかったようです。それにしても後ろ姿はC59やC60と似ています。台車枠が違うので見間違うことはありませんが。

エプロンの形状が410号機と異なります。エプロンは後付けの部品で、取り付けの有無やその形状は機関区や施工工場次第なのでしょうね。

スノープラウの中央上端の切り欠きは幅広めです。

車歴は↓こちら。

C58411 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

 

そして今。

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令和元(2019)年6月16日 追分中学校