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昭和42(1967)年8月19日 一ノ関管理所
昭和48(1973)年3月29日 弘前運転区
車歴は↓こちら。
C58206 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
弘前時代と一ノ関時代の画像を見比べると、前部には補助灯が増備され、炭水車は入換時やバック運転時の後方見通しをよくするために左右上部が大きく切り欠かれています。200号機の除煙板切り欠きに勝るとも劣らぬ変形ぶりです。
このような変形炭水車はD50 267やD50 346にも見られました。ただし両者は一ノ関配置で大船渡線のバック運転対応のための措置と云われているので、この206号機も同じ一ノ関時代に大船渡線バック運転対応のために改造されたのかもしれません。
また青森機関区の入換機である9600形式にも同種の炭水車が見られ、このブログでも9625、19652、29682などにその姿が確認できます。ただし、その中には後年、切り欠いた部分を復元したものもありました。
更に鹿児島区の入換機関車48674では、C56の炭水車に類似したスローピング切り欠きが施工されていました。
なお、車歴表には表記されていませんが、206号機は昭和47(1972)年8月に横手機関区に配置されて入換に使用されていたことが確認されています。