ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 665 と C11 315

SAMPUKU爺様と”撮り人不明”様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和41(1966)年9月21日 岡山機関区

三重連ブーム前の伯備線で活躍していた頃の姿になります。まだ9月だというのに、早々にスノープラウを装着。縁がゴツくて、これなら湿った重い雪でもかっ飛ばせそうです。

砂撒き管の配置が公式側と非公式側で異なっており、非公式側のがいかにも三菱製って感じです。

客車牽引のバック運転運用があったのか、SG管が前端梁まで伸びています。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51665

 

昭和42(1967)年11月22日 岡山機関区

後部標識灯は1灯だけ装着しています。入換時に使用するのでしょう。

煙室扉の開閉取っ手は、だいぶ外縁寄りです。隣のC11よりも外側にあります。

 

C11 315は未掲載の機関車でした。この際なので

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/C11/C11315

この当時は津山機関区所属で、津山線で客貨牽引に活躍していたようです。煙室前端部のコの字型手摺や角張った除煙板など、いかにも戦時設計機というディテールです。

どうしたわけか、戦時中でもないのに廃車年月日が不明となっています。