ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 177

matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

撮影日・撮影場所不明

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51177

東北本線のどこかの大きめの駅のようで、駅名標が読めそうで読めません。架線が張られているので昭和43年以降でしょうか。

富山区時代に据えられた集煙装置と重油タンクは外されています。炭水車には3000リッターの重油タンクが載っているように見えます。画像では分かりませんが、キャブ屋根は延長されています。

ホームには植え込みが沢山あります。国鉄時代、駅員がいる駅には、ほぼ必ずホームや駅前などにこうした植え込みや花壇が手入れされ、乗客の心を和ませていました。乗客を迎える心遣いとでも言いましょうか。深川駅深名線ホームにはヘチマが植えられていましたっけ。富良野線の北美瑛駅はこじんまりとした無人駅ですが、駅前にはよく手入れされた花壇が色とりどりに咲き誇り、目を楽しませてくれます。。20年以上前に訪れた石北本線上越信号場にも、駅時代に作られた植え込みの跡が残っていました。無人駅になっても、地元の人たちによって駅舎の清掃や植え込みの手入れがされているところがある一方で、そうでない荒れ果てたような駅を目にすると切なくなります。今時の大都会の駅ってどうなっていますかね。なんも無いような気が。

もっとも、この駅ではそのせいで駅名標が良く見えなくなっていますけど。