ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

消えた駅、駅舎

駅舎の写真はあまり撮影していないのですが、気紛れで撮ったものの中には、今では見られなくなったものが幾つかありましたのでご紹介します。

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平成8(1996)年7月16日 深名線 朱鞠内駅

廃止から1年近く経った姿です。バスの待合室として使用されていましたが、今は取り壊されて跡形もありません。心ばかりの線路と駅名標が記念碑的に残されています。

 

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昭和60(1985)年12月30日 名寄本線 上興部駅

現在は、上興部鉄道記念館として、キハ27などの車両と共に保存されています。興部(おこっぺ)は難読地名のひとつでしょう。

 

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平成10(1998)年11月8日 ふるさと銀河線 高島駅

前の年に無人化されました。列車交換駅で、ちょっとおっかない駅長さんが有名でした。廃止から2年後の平成20(2008)年に解体。

 

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同上 訓子府駅

駅舎は平成12(2000)年に改築され、コミュニティーセンターとの共有となりました。置戸、陸別、足寄、本別と共に、最後まで駅員配置の列車交換駅でした。最終日にはタレントのなすび氏が電撃訪問し、駅長をびっくりさせていました。撮影では一番お世話になりました。

 

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同上 川上駅

秘境駅の一つに数えられていました。周辺に人家はありませんが、駅前の国道242号線は比較的交通量があり、秘境感には乏しかったです。

 

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昭和59(1984)年12月31日 苗穂駅

今や思い出となってしまった旧駅。

 

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昭和60(1985)年1月3日 根室本線 新富士

今や駅舎のない無人駅。無人駅ですが、貨物扱いがあるので、構内には機関車やコンテナの姿があります。

 

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平成9(1997)年10月13日 釧網本線 塘路

この翌年の7月に建て替えられました。

 

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平成8(1996)年10月20日 室蘭本線 鷲別駅

海側にあった上り専用の駅舎。左奥に見える跨線橋が山側の駅で、下り線用ホームがあり、上下のホームは地下道で結ばれていました。すでにこの時、上り駅舎は廃止されて旧上り線は分断された後。下り駅舎に新上り線が移設されていました。

手前の地下道出入口は一般のもので、現在でも残っており(画面の左外にも同様のものがあります)、駅舎跡を特定する目印になっています。駅舎跡は草むらになっていて、線路脇へ出る獣道が作られ、鉄ちゃんのお手軽撮影ポイントになっています。

 

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平成10(1998)年10月27日 室蘭本線 由仁駅

平成19(2007)年に建て替えられました。左に見える跨線橋も撤去されています。夏になると駅前広場では盆踊りが開催されていました。

 

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平成10(1998)年10月27日 函館本線 美唄

こちらは平成14(2002)年に建て替えられ、橋上駅になっています。この当時とは別次元の空間のようです。

 

とりあえず今回はこのくらいで。他にもあるようなニュアンスですが、あまりありません。ざんね~ん。きり~。