matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。
昭和42(1967)年9月8日 門司駅
車歴は↓こちら。
http://d51498.com/db/D51/D51275
特徴のないのが特徴と言いたくなるほど、特徴に乏しい姿に見えます。門デフ以外、原型を損ねる改造というのは九州では避けている印象です。唯一、キャブ側面のナンバープレートが、タブレットキャッチャーとの干渉を避けるために、前方へ飛び出しているのが九州らしいっちゃあ九州らしいでしょうか。それと、シリンダーの空気弁が磨き出されるほどに機関車は手入れされているようです。
この当時は全国的に蒸機牽引客車列車が走っていた頃で、D51は貨物機ながらも客車を牽引することは珍しくはありませんでした。国鉄最後の蒸機牽引客車列車を牽引したのはC57 135でしたが、牽引された225列車は所定D51でしたし。逆にC62が貨物を牽引する写真は見たことがありません。事業用列車としてバラスト輸送のホキ車を牽引するC62 3の姿は写真で見たことはありますけど。
ところで線路と線路の間にあるホースは、旅客車への給水用です。大きな駅ではどこでも備え付けられていましたが、長距離運用のない現在では、運転所での給水で事足りるようになり、今はすっかり見かけなくなりました。
↓地上駅時代の札幌駅では、ホースは1回折り返す程度で、長く伸ばして置いてました。