ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 392

matuno kuraが撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年5月3日 岡山機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51392

新見区に所属し伯備線で活躍していた機関車の1輌です。後藤式集煙装置が、その運用の険しさを物語っています。すでに季節は春だというのにスノープラウを装着しているのは意外です。北海道でもあるまいに。そのスノープラウは、先鋭感たっぷりな形状でギリギリまで前方へ突き出しています。逆行運転をしなければこれでいいのでしょうけど、もしも他の車輛を連結する際には、連結手は作業がやりにくそうです。

ところで下記のサイトで貴重な画像を発見しました。この機関車がG-5タイプの除煙板を装着しているものです。撮影は昭和33(1958)年。

https://yahoo.jp/ukPJc0

「門鉄デフ物語」によればG-5タイプを装着したのは187号機と795号機の2輌のみとなっており、そもそも392号機が門デフを装着した記録そのものが掲載されていません。

先のサイトの画像では、ナンバープレートの高さ、前照灯などの違いが確認できます。