ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 430

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和46(1971)年4月25日 上松駅

右に見える線路は木曽森林鉄道です。知る人ぞ知る、森林鉄道です。

長工式の集煙装置を装備していますが重油タンクは載せていません。集煙装置は、今更ですがトンネル対策です。重油タンクはもともと石炭の消費を抑えるために重油を併燃させるものでしたが、結果的には煤煙の低減や勾配区間における投炭作業の軽減に大いに役立ちました。

エプロンは幅広です。

逆行運転は無いけれど入換はあるので、フロントの後部標識灯は1灯だけなのでしょうか。

 

昭和46(1971)年4月25日 上松~倉本

シールドビームは外観がショボイです。

後部補機運用です。煙が出ていないのは下り坂にかかっているからでしょうか。

 

昭和46(1971)年4月25日 田立(ただち)駅

中央西線には木曽福島機関区と中津川機関区の2つの車両基地がありましたが、430号機が配置されていた木曽福島区は中津川~塩尻間、中津川区は多治見~塩尻間の運用を担当していました。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51430

車歴表を見ると、北は青森区から南は下関区まで、かなり広範囲に転配されています。最期はその中間位置となる木曽福島区で迎えます。