ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 373

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和47(1972)年5月22日 新津機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51373

最後の1年間は東北で過ごし、横手区、新庄区、酒田区、そして新津区と目まぐるしく配置換えされています。

除煙板の吊り掛け用の孔が、随分と端部に明けられています。勢いよくクレーンで持ち上げたら、孔が引き割かれてしまいそうです。

前照灯下付近にあるべき「架線注意」札がありません。その代わり、ランボードのスロープにそれらしいものが見えます。

かつては、集煙装置やドーム後方には重油タンクを載せていました。

ドーム前方に見えるコの字型の手摺は、小郡区時代に広島工場で設置されたものと推察されます。

キャブ屋根が延長されて、炭庫の上にまで伸びています。東北では珍しくありませんが、どこで施工されたものなのでしょう。

キャブの雨樋がやたら太く見えるのは気のせいでしょうか。

従台車は初期車で使われていたLT154Bのようです。交換したのでしょうか。