ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 50

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和42(1967)年7月30日 新小岩機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D5150

首都圏で見られた、数少ないナメクジです。

煙室扉の2つの取っ手、前端梁の後部標識灯、回転火の粉止め非装着、ボイラーとランボー接触部のカバーなど、原設計を保っている一方で、逆転機はほとんどのナメクジがそうであったように、動力式からねじ式に換えられております。また、従台車は鋳鋼製のLT154Bから組み立て式のLT157に交換されています。

煙室扉の十字ハンドルは大宮工場で取り付けられたものだそうです。

ドームカバーは何だかつぎはぎが目立ちます。作業性を良くするためにあちこちに点検蓋を設けたようです。

真夏なので、キャブ側窓を全開にし助士席側の前妻の扉を開放しています。真夏の乗務は大変だったことでしょう。

それにしても、煙室前面下のちっちぇーエプロンみたいなものは何?