ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 556

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

番号がちょっと飛んでしまいます。

昭和42(1967)年8月6日 苗穂駅

今まさに貨物列車が苗穂駅を通過しているところ・・・でしょうね。多分。有蓋車、無蓋車、石炭車に冷蔵車、様々な形式の貨車が入り混じる、これぞ国鉄の「ザ・貨物列車」というイメージです。煙を出し過ぎだろうとは思いますけれど。除煙板はまだ切り詰めされていません。熊本区からやってきて2年目の夏。

 

昭和47(1972)年6月14日 小樽築港機関区

ステップの一か所に支柱を取付けて、入換時の手摺としていた模様。左端に沿って、灯具の配線するのは珍しいかも。

 

昭和47(1972)年6月18日 鷲別機関区

北海道機で製造銘板と換算重量標は、あんま見ないな~と思ったら、前任は熊本区。製機関助士側の製造銘板が外されているのが気になります。

 

昭和47(1972)年8月6日 苗穂機関区

SAMPUKU爺様が苗穂駅で撮影してからちょうど5年目に、私は苗穂機関区で同じ機関車を撮影していました。前の方からも撮った気がしますが、そのうち見つけたら、しれっとアップしておきます。

3本目の砂撒き管の折れ具合が半端ありません。もともとこういう感じだった?

549号機よりも粗い網目ですが、キャブ前窓に網があります。夏場なのでツララ切りではありませんね。はて?

密閉キャブ化していないかわりに、カーテンを取り付けています。防寒にはどれだけ効果があったのでしょう。

キャブ屋根の吊り環は北海道機では採用していないもの。苗穂工場担当機は吊りピースを雨樋付近に溶接で取り付けています。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51556

 

アマゾンで注文していた「国鉄蒸気機関車 156機関区全図鑑(世界文化社)」が昨日届きました。数年前に格安で販売しているのは見ていたのですが、評価が低く、いまいち買う気にはなれませんでした。けれども、ブログで記事を書くのに役立ちそうな気がしてきたので、ようやく購入ボタンをポチっとな。

そして中を見て・・・あまり役立ちそうにありません。orzな第一印象。

機関区図鑑といっても、全機関区の写真が掲載されているわけでもなく、機関区の写真といっても機関区に佇む機関車メインなものばかりで(機関区には無関係な走行写真で無駄にスペースを食い潰してもいます)、意識的に施設的なものや全景を写したものは非常に少ないです。一部、担当区の機関車運用範囲や線路配置図なんかも載せてはいるものの、結局は中途半端。何より、冒頭の27ページにも及ぶカラーページなんて無駄遣いもいいところで、この部分は価値ゼロ。

そこで比べてしまうのは「蒸気機関車機関区総覧 -東日本編ー(イカロス出版)」。こちらは大きさもページ数も価格も重量も前者を上回っているだけに、写真の数こそ少ないものの内容は充実しています。そういえば、なかなか「西日本編」が出ないので、つい前者を買ってしまったということに、今気づきました。てへ。