ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 557

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和43(1968)年12月24日 岩見沢第一機関区

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51557

前照灯がLP405とは北海道機らしからぬ容姿。なんて思ったら、原ノ町から来て、まだそう時間が経っていない頃でした。そして北海道では1年半足らずでお役目御免となっています。なんか哀れ。557号機が異動した20日ほど後には同僚の1078号機も岩見沢区へ転属されますが、こちらはしばし長生きします。

蒸気機関車写真名鑑(彰文社)」や「蒸機の時代 No.15(プレス・アイゼンバーン)」で原ノ町区時代の写真を見ると、補助灯は前照灯よりもタマ半個分、高い位置に設置されています。なお、あるサイトの画像では、炭水車背面に前照灯は付いていません。

前端梁に着目すると、原ノ町区時代にあった灯具掛けが撤去されており、スノープラウの取付ボルト孔が岩見沢区時代に穿孔されています。

557号機が廃車になった頃は、幹線で活躍していた大型機関車が終焉を迎える時期で、多くのファンの目はそちらに釘付けだったでしょうから、烏合の衆のようなD51に貴重なフィルムを消費するファンは少なかったことでしょう。