ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 587

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和46(1971)年2月18日 真幸駅

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51587

肥薩線真幸駅で、対向列車の窓から咄嗟に撮影したシーンかと思われます。

長工式の集煙装置搭載、また画像には写っていませんが、炭水車には1500リッターの重油タンクが鎮座しています。そして上の画像に僅かに写り込んでいますが、砂撒き管元栓にはカバーが付いています。某ブログによれば、上諏訪機関区時代に取り付けられたものではないかとのこと。そしてその用途については、集煙装置から真後ろに流れる煙をモロに浴びて、元栓がシンダまみれになるのを防止するためではないかと。

九州で旋回窓というのも場違い感ありありです。

それにしても、キャブ側窓には何やら白い物が貼り付けてあったり、バッグのようなものが掛けられているように見えるのですが、一体何なのでしょう。大丈夫か機関士。そしてキャブ下からは、運転室換気装置のパイプが下へ伸びていますが、その径がちょっと細いように見えます。