ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

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matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。

昭和43(1968)年2月18日 盛岡機関区

あらら、事故車でしょうか。除煙板が破壊され、シンダ受けがめくれ上がり、フロントデッキは歪んで解放テコが無くなり、手摺は倒れたり無くなったりし、ブレーキ管もホースが無くなっています。前照灯も壊れているようです。歪みながらも残された除煙板の上部ステーにあるのはツララ切りでしょうか。一体どういう事故だったのでしょう。車歴表ではこの3日後に廃車となっています。

煙室戸の蝶番には上下を結ぶ丸棒があります。9600や8620まで見られたタイプです。

番号板の数字の並びが特徴的で「286  44」となっています。9600にも同様の数字配列の機関車がありました。

キャブ側窓は大窓に改造されています。

炭水車はオリジナルのもの(石炭3.05トン、水12.14立米:フィートをメートル換算)で、これに鋼板の増炭枠を設け、その結果、石炭積載量が増加し6-13形式となっています。花輪線で活躍していたので、数多くの写真に記録されていると思います。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/8620/28644