田中 泰三様と河村義朗様の画像につき、転載はご遠慮下さい。
除煙板の手摺がピカピカ。ちょっとマダラが入っていますけど。担いバネカバー側面にあるL字型の金具な何なのでしょう。何かを引っ掛ける目的に思えるのですが。
昭和43(1968)年6月10日 稲沢第一機関区
昭和44(1969)年2月21日 稲沢第一機関区
除煙板の点検口の形状ですが、上側の角にはRが入り、下側は直角。
画像ではちょっと判りにくいのですが、従台車のすぐ後ろには、運転室換気装置の空気取り入れ口(円筒状のもの)が見えます。稲沢一区のD51にはことごとくこの装置が搭載されていました。なお、長野工場のものとは形状が異なります。
また画像には写っていませんが、第一動輪の上側には「フランジ給油器」というものがあり、レールとフランジの摩耗を防止しています。かろうじてD51 72の過去記事の画像で確認できます。
第一動輪の頂点に、丸っこいものが見えます。それが塗油輪。
こっちの方が分かりやすいです。
C11 228 昭和46(1971)年2月7日 苗穂機関区
赤丸で囲ったのがフランジ自動給油器の塗油輪で、動輪に接して回転しながら塗油します。左上に見える円筒状のものが油缶で、底から給油ホースがS字を描いて塗油輪へ伸びているのが分かります。この塗油輪、この記事を書くまで、ずっと速度計かダイナモかと思っていました。
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