ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D51 815

田中 泰三様と河村義朗様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮下さい。

昭和43(1968)年6月10日 稲沢第一機関区

特異な除煙板が目につきます。その上部ステーには平板を使用。当然、強度は丸棒やパイプには劣るので、ひん曲がっています。

番号板の「D」が方形っぽいのが特徴。

解放テコ受け金具ですが、向かって右側のものの捻じれ方向が逆なので、裏表逆に取り付けたのでしょうか。

 

昭和42(1967)年頃か 高山駅・高山機関区か

稲沢第一区から借り入れた時期でしょうか。高山~飛騨金山間で貨物運用に就いていました。

右端に見える家畜車が気になります。「カ3204」と「カム42」と読めます。カ3204はカ2000形式から改造したカ3000形式で、カム42はワム3500形式から改造したカム1形式です。両者とも主に牛の輸送に使われていたようです。ウ500形式などの豚積車(とんせきしゃ)は、豚やヤギ、羊などの輸送に使われたんだとか。いずれも側板は透かし張となっていますが、馬は外が見えると興奮するので、通常の有蓋車を使用していたのだそうです。

車歴は↓こちら。

http://d51498.com/db/D51/D51815#google_vignette