田中 泰三様と河村義朗様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮下さい。
昭和43(1968)年6月10日 稲沢第一機関区
特異な除煙板が目につきます。その上部ステーには平板を使用。当然、強度は丸棒やパイプには劣るので、ひん曲がっています。
番号板の「D」が方形っぽいのが特徴。
解放テコ受け金具ですが、向かって右側のものの捻じれ方向が逆なので、裏表逆に取り付けたのでしょうか。
昭和42(1967)年頃か 高山駅・高山機関区か
稲沢第一区から借り入れた時期でしょうか。高山~飛騨金山間で貨物運用に就いていました。
右端に見える家畜車が気になります。「カ3204」と「カム42」と読めます。カ3204はカ2000形式から改造したカ3000形式で、カム42はワム3500形式から改造したカム1形式です。両者とも主に牛の輸送に使われていたようです。ウ500形式などの豚積車(とんせきしゃ)は、豚やヤギ、羊などの輸送に使われたんだとか。いずれも側板は透かし張となっていますが、馬は外が見えると興奮するので、通常の有蓋車を使用していたのだそうです。
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