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昭和46(1971)年2月20日 直方機関区
廃車となっていますが、いわゆる「恩賜のD51」です。皇室から頂戴した青銅製の花瓶を溶かして作った安全弁を装備しています。そんな有難い安全弁は、ロッド類・番号板と共にすでに取り外されています。
前照灯、補助灯ともにLP405を装備。しかも高い位置で補助灯が偉そうにしています。九州機はLP403の1灯が主流なので、こういう組み合わせは九州では異端児の中の異端児でしょう。なぜLP4031灯にしなかったのかは分かりません。
排障器は前方の垂直型だけ。
白を差したランボード縁、飾り帯を巻いた給水ポンプ。九州では外観もこまめに手入れされていたのでしょうねえ。
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