matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮ください。
昭和41(1966)年10月21日 柳井機関区
115号機と並ぶ133号機。山陽スジには大型機関車所属の機関区が幾つもあって羨ましい。
133号機の先輪前方には自動車の「泥除け」みたいなものが見えます。「ガイドブック 最盛期の国鉄車輛16 蒸気機関車4」(ネコ・パブリッシング刊)に掲載される126号機(部分改装機)にも同様なものが見られます。一体、何なのでしょうね。先輪はスポークに交換。
前照灯向かって右側には突起物があります。他のD52でも見られるものですが、これも何なのか気になります。
解放テコは115号機同様、取っ手に屈曲部はあるものの、ストッパー吊り下げは棒状の簡易的なもの。
機関士席の前窓は開放されているようです。夏でもないのに。
D52は製造輌数が多い割には短期間で増備され、また戦後も一斉に標準化改装が実施されたので、他形式のような「何次形」というものは存在しませんが、装備改装・部分装備改造の違いによる変化や、所属機関区での改造(九州機の除煙板下端切り欠きや、北海道機の密閉キャブ化、瀬野区の自動解放シリンダー設置、吹田区の集煙装置装備など)が見られ、モデラ―には嬉しい悩みかと思います。
因みに製造順は機番とは全く一致せず、最終製造ナンバーは62号機です。
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