matuno kura が撮影した画像ではないので、転載はご遠慮下さい。
昭和42(1967)年6月15日 奈良運転所
この頃、専ら入換専用であり、本選運用は持っていなかったようです。しかし前端梁の下に沿う暖房管は旅客運用を行っていた時の名残でしょうか。車歴表を見ると、阪神電鉄武庫川線に入線した実績があるんですね。お隣のD51と比べると煙室戸の取輪が相対的に大きく見えます。C12は戦前・戦後に合わせて293輌が製造されていますが、外観上の変化がないのが特徴で、戦時型も存在しません。ただし、38号機以降は火室内にアーチ管を設け、伝熱面積を増大し蒸気量を増加させています。なお、94、101~160、168号機の62輌は、1mゲージに改軌された上で軍に供出、海外へ渡っています。
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