ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

札幌新道より 札沼線

札沼線新琴似駅桑園駅の間に、札幌新道の陸橋があります。平成28年の現在は両駅の間に新川駅八軒駅があるので、現状では新琴似駅新川駅の間ということになります。

その陸橋の上から札沼線の列車を撮影したのはC11が牽引する貨物列車が一回きりで、それ以来、すっかりご無沙汰しておりました。俯瞰というのは沿線の風景もばっちり記録してくれるので、時代を語る上では案外重要なアングルだったりします。列車オンリーな写真も悪くはありませんが、地元であれば沿線の風景も記録したいと思うのは自然なことでしょう。

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下り普通列車 新琴似←桑園(新川)
車が踏切待ちをしていますが、その道路は新琴似2条通・・・といっても、地元民にはピンときません。地元民にとっては「一番通り」が分かりやすいです。どうして道路の名前を変えちゃうかな。現在の一番通りは、当時の2倍の幅があり、重要な幹線になっています。
遠くに、交換待ちの貨物列車の貨車があるのですが、見えるでしょうか。機関車は上り本線に収まりきらないので、貨車数両と共に引き込み線で待機しており、その姿は樹木の陰になっていて見えません。

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新琴似→桑園(新川) 上り貨物列車
列車を狙うのに真正面から撮るのもどうかと思うのですが(編成がさっぱり分からないので)、まあ撮ってしまったものは仕方ありません。
現在の札沼線はこの頭上を複線電化で走っており、沿線にはビルやマンションが立ち並んでしまい、のどかさの残るこのような郊外的風景は消失してしまいました。住宅も三角屋根のものはめっきり少なくなりました。

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新琴似駅 上り普通列車
タブレットを交換しています。上りホームの中ほどに上・下線のホームを行き来する構内踏切があり跨線橋はありません。その構内踏切にかからないように列車は停車します。

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左:下り普通列車 右:上り普通列車
この頃、転轍機の切り替え作業をどのように行っていたのか記憶がないのですが、貨物列車は入換の関係で、車掌(勿論、貨物列車の)が行っていたように思います。当時は車掌が入換をしていました(勿論、運転はしません)。
こちらに走ってくる車掌さんは、転轍機の切り替えにやってきたようにも見えますが、果たしてどうだったのか・・・忘れましたわ。
モノクロ写真で撮影した記憶があるので、いずれご紹介できるかもしれません。あくまでも、かもですけど。

昭和51(1976)年8月4日


貼り忘れ
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新琴似→桑園 昭和48(1973)年7月2日
初めて陸橋から撮影したのがC1199牽引の貨物列車。