ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

ネオパンF

カメラ屋で見たことのないフィルムを発見。その名はネオパンF。感度ASA32。超微粒子により高い鮮鋭度の画質を誇るとか何とか。でもASA32はないだろう。でも使ってみたい。

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苫小牧駅 223列車 C57 135
晴れていて良かった。これならASA32でも安心。苫小牧のシンボルを入れての撮影をようやく実現しました。

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対向ホームから。炭水車の上では石炭をならしています。

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223列車の最後尾の車両から222列車を撮影。 C57 38

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早来駅
早来駅で下車し、223列車を跨線橋から見送ります。朝方は肌寒かったのに、早来で降りるとポッカポカだよおっかさん。

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早来→安平 単9791列車 D51 855
シャッターは最速125分の1秒が限界。流し撮りにはちょうどいいかも。

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早来←安平 1294列車 D51 561
でも、こんな構図で撮影すると必ず動態ブレを起こします。それにしても、こんなに引き付けて撮ったのは初めてのこと。ブレもしますわ。

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早来駅 同上の列車
別にしゃがんで撮らなくたっていいのに。

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早来→遠浅 同上の列車
5570列車に追い抜かれるため、30分間も停車してから発車しました。
今は無き道路の橋の近くにあった、コンクリートの上から撮りました。通りがかった子供たちからは不審者のように見られました。

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早来駅→安平 5293列車 D51 367
ここでもしゃがんで撮っています。もしかして、手ブレしないようにするため?

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早来駅 225列車 D51 566
栗山へ移動します。この当時は、どの駅にも一般の乗降客の姿がありました。
ここでネオパンFを使い切ってしまいました。次は通常のネオパンSSです。ところでネオパンSって見たことないけれど、ASA50でしたっけ?

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栗山駅 225列車 手前 1296列車
栗山といえば栗丘との間に行きたくなりますが、廃止になった夕張鉄道線の高架橋と絡めたかったので、反対方向である由仁側へ移動します。

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由仁←栗山 1296列車 D51
栗山の駅には臨時列車の運転予定日が張り出されており、それをせっせと書き留めているうちに時間を食ってしまい、気が付けば1296列車の発車2分前。急いで駅を出て南の方へ走るも地理は全くの不案内。どこか見通しの利く場所を探すもなかなか見つからず。そうこうしているうちに発車時刻となり汽笛一声。姿が見えないので音との競走です。こちらは走りを更に加速!うい~ん。ってなことはないけれど、蒸機牽引の貨物だけにかなりの低加速。お蔭で、差を付けてようやく見つけた隙間から撮ったのが上の写真。グーグルマップで場所を確認してみると、右奥の倉庫が今でも残っている模様。駅からおよそ250mほど走ったようです。でも、次の下り列車が5分後にやって来るので、すぐに移動します。120mほど先になります。

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由仁→栗山 5293列車 D51
夕張鉄道線は3月一杯で廃止になったので、まだ高架橋は残ったままです。とうとう夕張鉄道の貨物列車は撮らず仕舞いでした。平成の現在でも、向こう側の築堤は残っているようです。
次の列車は10分後、また走って場所を見つけます。

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由仁←栗山 2460列車 D51 150
ジャーン。この立っている場所こそが夕張鉄道線の跡です。列車が二度と来ない線路跡に立っていると、ちょっとは哀愁感に浸ってしまいますが、いかんいかん、次に乗る列車まで10分少ししかありません。ここでもまた走る走る。コータローかって。

栗山での滞在時間わずか1時間にして3本の貨物列車をゲットしますが、いやあ~走った走った。次は追分に移動します。

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古山駅 2460列車 D51 150
先ほど、夕張鉄道線跡で撮影した2460列車に追いついてしまいました。列車待ちのため外でくつろぐ機関士と機関助士。いいなあ、こういうの。因みにD51 150のナンバープレートは赤くなっております。

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追分駅→三川 列車番号不明 D51 565
煙を撮りたくなりました。今まで撮ったことのないアングルで。

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三川→追分駅 1792列車 D51 828
30分の1秒で流します。あれ?828号機。春先に苗穂工場で留置されていたカマだけど、廃車ではなかったのね。どうりでナンバープレートが付いたままだったわけだ。

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安平→追分 5785列車 D51D51
安平側に移動しての撮影です。南側の入換が9600ではなくDE10に変わっています。その入換とD51重連列車がすれ違います。逆光がかなり強烈で。ゴーストやフレアが出まくりです。この後、三川側に移動します。

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追分→三川 5784列車 D51
ここでの撮影も逆光が半端なく、まともに見られる写真はこんなものしかございません。手前が夕張線です。

それにしてもこの日は晴天に恵まれ、実にいい日だったなあ~と柄にもなく青空を見上げると、宵の明星でしょうか、天上高くに白く光っているものが見えます。随分高い位置にあるような気がしましたが、ふとそこへ飛行機が飛んできました。でも高度が高いのでしょう、宵の明星と同じく白い点にしか見えません。その動きを追っていると、まさに宵の明星の方へと向かっているではありませんか。ぶつかることはないのでしょうけれど、まさに目標物に向かって一直線といった感じです。果たして、飛行機はモロに宵の明星と重なってしまいました。そしてそれっきり消えてしまいました。いやまさか目の錯覚では。ちょっと眼を逸らしてもう一度空を見上げますが、やはり宵の明星が輝いているだけで、飛行機の姿はありません。おやおやおや。多分、移動しているうちに太陽からの反射角度が変わり、それで反射光が消えて見えなくなっただけだとは思うのですが、あまりにもタイミングが絶妙です。

UFOって信じますか?何てことをよくTV番組の中で通行人とかに質問していたりしますが、UFOは絶対にあります。だってUFOって、ただの「未確認飛行物体」のことであり、「宇宙人が乗る空飛ぶ円盤」などと言う意味は全くないのですから。ですから、確認できなければスーパーマンだってUFO、ドローンだってUFO。焼きそばだってUFOになるわけです。UFO食べてウッフォッフォ。

なおネオパンFはこれ以降、一度も使うことはありませんでした。

昭和50(1975)年10月19日