今回も手抜きのビデオ静止画で恐縮です。
追分駅には、最後の蒸機牽引貨物列車を見送った悲しい記憶があります。満天の星がゆらゆら動く、とても寒い日でした。待合室はファンで一杯で、居場所がない私は早々に構内に出て、蒸機最終列車の到着を待っていたものです。
何となく跨線橋
駅には3本の列車が停車中で、とても活気があります。左から千歳行き、夕張行き、岩見沢行きになります。長~いホームがいささか手持無沙汰気味ですけど。
ローカル線はキハ40の天下。これで蒸気でも上げていれば最高なんですけど。ありえないし。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。普段は大して気にも留めないキハ40ですが、夜が彼らを魅力的に見せてくれます。
特急列車は全て駅本屋のある1番線だけにしか停車しないのですね。
今しばらくキハ40のいる光景を。
3番線から岩見沢行きが発車します。
2番線は夕張行き。この頃はまだ新夕張~夕張間の廃止の話はありませんでしたが、暇だったので撮っておきました。
私に釣られて友人もサボを撮り出したところに、ちょうどキハ183系の回送列車が到着です。
函館行きの「おおとり」が追分駅に停車する怪。もう、東追分もありません。
夕張行きが発車すると、友人も本来の目的の撮影をし出しました。
1番線の苫小牧行きは、夕張行きよりも1分早く発車しております。寂しくなった駅構内ですが、キハ183系のアイドル音はその寂しさを紛らせてくれます。
悪党によってかっぱらわれた特急シンボルマークが復活しておりました。やはりこれがないと締まりません。
上り「とかち」が到着です。先頭はキハ183の100番代。この到着後まもなく、キハ183系も発車してゆきました。
写真撮影の友人には撮影がちとキツイですが、LNG輸送貨物が到着しました。機関車はホームを外れて停車するのでバルブも無理。
LNGコンテナの後ろにはタンク車が連なっています。駅ホームで編成を撮るのは無理な状況です。この時で18:45頃ですので、陽の長い季節なら追分の前後で走行シーンの撮影が可能でした。
下り「とかち」の到着です。この頃は特に感慨もなく、当たり前の列車を当たり前に撮影しておりました。もう12年以上も前になりますね。
平成18(2006)年12月1日
朝里→銭函