ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

本日のスキャン 混合列車

かつて北海道にも混合列車が走っておりました。客車と貨車とのコラボによる夢浪漫あふるる列車であります。冬を迎え、編成の都合上、機関車+貨車+客車という編成になろうものなら、客車内には艶めかしい曲線美に彩られたダルマストーブが据えられ、黒ダイヤから放出される情熱の暖気が乗客らを抱擁し、それに呼応して乗客はおもむろに風呂敷からスルメを取り出しストーブの上に差し出すと、それは悦楽の極致に身を悶えさせ、微かな白煙と共に生命の起源とする芳醇な香りを発散し、その空間に存する二足歩行生物の口内に、瑞々しい唾液を充満させるをみるのでありました。

イミフ。さっさと次ゆけい!
はい、すみません。

で、札幌駅で混合列車発見!
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札幌駅 12:04 1198列車 DD51 1048 昭和53(1978)年6月3日
少し分かりにくいとは思いますが、ホキの先のワムの先に客車が2両連結されているのが確認できます。まさに混合列車。

なわけ、ありません。客車はただの回送でしょう。どこに持っていったのかは分かりませんが、日中札幌駅を通過する貨物列車の中には、このように客車を連結するものがありました。
国鉄時代のローカル線の中には、気動車に貨車を連結して運転する旅客列車があったようですが、果たしてこれも混合列車と呼ぶのでしょうかね。