3051列車 DD51 1066
730D
この後、T君が現れたので、この日の鉄はこれでおしまい。
T君の家で飼っている犬は私を歓迎していないのか、やたら吠えまくります。何とか手なずけようと、晩のエサを私がやることにしました。したっけ、右手をがぶりと食いつかれ、親指の付け根(母指球)が面白いようにパックリ3cmほど裂けてしまいました。一瞬のことなので、痛みを感じるよりも呆気にとられていると、脇にいたT君の方が慌てて、車で最寄りの総合病院に連れて行ってくれました。裂けたところを縫合し、ケツに注射も打たれました。狂犬病対策でしょうかね。それらの治療はなぜか産婦人科でした。廊下を歩いていると、部屋の名札にT君の知り合いの名前があったので、ついでに見舞いをしました。
その晩、「泊まっていけ」というT君の好意に甘え、お泊りさせてもらいました。
右手には包帯を巻いているので、ものをうまく握ることができません。しばし、左利きの生活になります。
翌日、お昼前においとましました。北広島駅まで送ってもらい、さあ鉄再びです。
728D
23D 特急「北斗1号」
5762列車 DD51 1099
5765列車 DD51 600
フィルムの巻き上げはワインダーですので、撮影に支障はありません。
抜糸をいつしたのかは忘れましたが、一週間ほどで右手は普通に使えるようになり、春休みの撮影にせっせと励むことになります。
昭和54(1979)年3月13~14日