ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

滝里へ

今はダム湖の底に沈んでしまった根室本線の滝里駅。この当時、そうなることを知っていたのかどうかも忘れるほど、遠い過去の撮影行になってしまいました。
K君と共に訪れました。

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平岸駅 4004D 特急「おおぞら2号」、433D(滝川発富良野行き)
この子らは今も鉄をやっているでしょうか。続けていてくれたなら嬉しいです。
駅長さんが特急の通過安全を確認しています。

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芦別駅 436D(池田発滝川行き) 433D車内より
気紛れで撮ったに過ぎない写真なのに、何やら胸に込み上げてくるのはなぜ?窓際の赤ちゃんも、今は大人になっているね。

イメージ 1野花南←滝里駅 7464列車 DD51 642
この頃、ダム建設の雰囲気はゼロだったと思います。国道へ通じる駅前通りには住宅が並んでおりました。

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滝里←野花南 7467列車 DD51 526
線路際を野花南方面に歩いてきました。

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滝里→野花南 438D(富良野発滝川行き)
画面右側に列車通過時刻表が立てられています。
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時刻表は、下の写真の橋梁を渡る際の保線区員向けなのでしょうか。鉄ちゃん向けではなさそうでが、とても役立ちます。

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滝里←野花南 435D(滝川発新得行き)
空知川を渡ります。虫の鳴き声も鳥のさえずりもなく、川音だけが支配する世界です。

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野花南←滝里 6D 特急「おおぞら4号」
橋を渡りました。
向こうの山の中腹にある、少し右下がりの平らな部分が国道38号線です。ここも今は水没しています。
次の予定があるので、ここで引き返すことにします。

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野花南→滝里 403D 急行「狩勝3号」
少し分かり辛いですが、正面の林から左の方に家並みが続いています。
北の国から '89帰郷」で、蛍の恋人、勇次の生まれ故郷ということになっています。

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勇次と蛍がこの地でデートした時、駅舎は建て替えられ、無人駅となっていました。そして駅周辺に、すでに住む人はありませんでした。

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滝里駅 437D(滝川発落合行き)
同行のK君登場です。次の撮影地、落合へ向かいます。
山間の駅でも、ちゃんと人が列車の安全な運行を司っていた時代でした。

昭和54(1979)年3月27日