ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

釧網本線 細岡にて

「からまつ」で釧路に到着し、乗り換えて細岡で下車。雪は少なく、天気も上々、歩きやすそうです。まずは塘路方面に、線路伝いに歩いてゆきました。

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細岡←塘路 混631列車 DE10 1623

写真には写っていませんが、画面右手には山があります。今は遊歩道ができてかなり遠回りながらも歩廊を歩いて上まで上れますが、この当時はそんなものなどありませんから、直登するしかありません。K君は「登ろう」というのですが、私は自信がなかったので「止めとこ」と言って拒否してしまいました。K君は当然ぶつぶつ文句を言いますが、それが何年も心に残っていて、その呪縛から解き放たれようと17年後、この時より遥かに重いビデオカメラを担いで一人で登ることになります。

と、ここでその動画を貼ろうと思いましたが、まだアップしてませんでした。

写真から17年後に撮影した動画、貼ります。


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山並みの一番左側が登るのを止めたところです。木の生えていない箇所が白い斜め線にとなっているのが中腹に見えます。
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細岡←塘路 611D 急行「しれとこ3号」
駅へ戻る途中の踏切です。ちょっとは急行らしい編成です。

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遠矢→細岡 7670列車 DE10
結局、細岡駅の遠矢側に適当な小山を見つけ、そこで日がな一日撮影することにしました。ミニ編成がローカル色を醸し出しています。

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遠矢→細岡 612D 急行「しれとこ4号」
この頃、釧網本線には1日3往復の急行列車が走っていました。見た目、普通列車となんも変わりません。いわゆる遜色急行というヤツですか。

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遠矢→細岡 混636列車 DE10
混合列車はちゃんと編成が分かるように撮らなくては意味がありませんね。線路際で正面から撮るなんてアリエナ~イ。

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遠矢←細岡 625D
この列車は細岡駅で混636列車と列車交換をしてきました。

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遠矢←細岡 613D 急行「大雪1号・しれとこ5号」
「大雪1号」は旭川始発で、夜の「大雪3号」は札幌始発の釧路行きです。

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遠矢→細岡 5670列車 DE10
なんかもう撮り方がパターン化してきました。

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遠矢←細岡 1691列車 DE10 503
帰りの時間が迫り、小山を降りて駅へ戻る途中で撮影。意図がよ~分からん写真。

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細岡駅
時刻表の「種別」が「気」と「混」になっています。乗客にはどうでもいい情報に思えますが、鉄ちゃんには重要なものです。

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混633列車 DE10 1600
この列車に乗車して帰宅します。車内の様子は全く記憶に残っておらず、暖房は一体どんなだったのでしょう。列車2本と行き違いするので、しばらく停車します。

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614D 急行「しれとこ6号」
先頭だけ見るとしっかり急行列車っぽいです。

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混638列車 DE10 1605
混合列車は基本的に釧路~網走間で運転されていましたが、この混638列車だけは釧路~斜里間の運転でした。また弟子屈(現 摩周)~緑間では、ほとんどの混合列車・貨物列車は重連で運転されていました。どうせなら重連を撮ればよかったのにと今更ながら思ってしまいます。多分、釧路湿原という舞台の方に重きをおいていたのでしょう。

昭和54(1979)年3月29日

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