ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

国鉄最終日の一コマ

昭和62(1987)年3月31日 上野駅 28M 特急「つばさ8号」(到着)
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ジャリ鉄が群れております。ホームから転落してもおかしくない状態ですが、一人も落ちていません。停車中の特急列車はどれもこんな状態なので、駅員もマメに監視はできません。今の時代は、いい大人連中がこんな風にホームで群れてるってか。

子供たちがカメラを向けるのは「つばさ」だけでなく、この後の幕回しにあります。ほとんどの485系先頭車のヘッドマークは幕でしたから、駅での幕回しは一種の儀式でもあり、また回している途中で、上野駅には来ない列車のマークが現れるのは、遠くへ行けないファンにとって絶好のシャッターチャンスでした。この列車は折り返し、17M 特急「あいづ」となります。

国鉄最後の日は火曜日、中島みゆきの「オールナイトニッポン」最終回を徹夜で聞いた後、会社の有休を取って上野駅や東京駅を一日中徘徊していました。夜も更けた帰り時には雪が降り、とても寒かったです。