ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

試運転を厚別で

駅撮りだけでなく、走行シーンも撮りたいです。キハ183系の試運転。
で、厚別に来ました。

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新札幌←札幌タ?白石? 6764列車 DD51

ヨとワフだけの寂しい編成。

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厚別→白石 16D 特急「おおとり」

なんかヤベー場所で撮ってます。

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白石→厚別 試9409D

振り向きざま、試運転列車が姿を現しました。
函館本線の上下線の間での撮影ですが、当時はこんな場所で撮影するのも黙認されていた、という時代背景を理解していただければと思います。実際、この時には付近で何か保線絡みの作業を行っており、複数の職員・作業員の目に晒されておりました。

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白石←厚別 866M

上り線と厚別通路線の間に移動しました。でも結局は線路敷地内に居ます。
踏切で職員の人がこちらを見ています。警笛鳴らされません。

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白石→厚別 869M

こちらにも職員の人が。何も言われませんけど。

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白石←厚別 6D 特急「おおぞら4号」

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苗穂機関区

で、仕舞には苗穂機関区に立ち入って、近くの職員の人に「撮らせて下さい」とお願いして撮影させていただきました。ここは車庫の端の出入り口付近で、流石にここから奥には入っておりません。車両の横には職員の方が立っています。

今ならNGな写真ばかりを紹介してしまいました。NGどころか、警察にしょっ引かれかねません。自分の身の安全は自分で守る時代から、自分の身を守れない連中が管理者に責任を押し付ける身勝手な時代となり、管理者は保身上、危険な要素は全て排除する不寛容な世の中に変わってしまいました。確かに少数ながらも、周囲の注意を無視してでも危険な撮影をするファンは後を絶ちませんが、イントレランスな風潮はギスギスしていて息苦しくなります。

昭和54(1979)年11月17日