ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

フラサホ

平成10(1998)年10月3日 宗谷本線 雄信内駅 9021D
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引退を前に、全道各地を挨拶周りとして運転された「フラノエクスプレス」による臨時列車です。この列車は「さよならフラノ稚内」として札幌から稚内まで運転されました。上りの同列車は翌4日の運転ですが、運転区間稚内旭川でした。

ところでこの編成、よく見ると3両目がトマサホの中間車です。運転当日出区前、フラノの中間車に不具合が出て、急きょ、トマサホの中間車に差し替えられたそうです。同じ形式だからこそ成し得たことで、外観的な違和感もありません。実際、この写真を撮った時には全く気付かず、「サロベツ」との行き違いの後に発車した際に初めて気づきました。
僅か二日間だけ見られた珍編成で、名付けて「フラサホ」。