ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

青いマニ36

昭和55(1980)年11月24日 列車番号不明 桑園→札幌 マニ36 2231
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また何とも酷い写真で申し訳ありません。咄嗟のことで露出を合わせる暇もありませんでした。すんげ~露出不足なポジだったので無理くりトーンカーブをウイっと上げて色も強めに。でもまあ、色の方向性は大きく間違ってはいません。
で、青いマニ36。
興味がない人は「だからナニ36」と切り返されそうですが、ちょっと知識があればこれが希少な車両であり、写真などもあまり公表されていないことを御存じのはず。
通常のマニ36は旧客然とした茶色で、青いのはマニ37と相場が決まっています。でも何事にも例外はつきもので、この青いマニ36も例外中の例外。どうして青くなったのかも不明。
詳しくはウィキででも調べていただくとして、青いマニ36は残念ながらこの1コマしか撮影していません。この時はC56牽引の臨時列車を待っていたところであり、青いマニ36は珍しいとは思っても、蒸機列車を捨ててまで駅まで追っかけようという思いはこれっぽっちもありませんでした。でも今にして思えば、C56なんざ捨ててでも青いマニ36を撮るべきでした。

先日スキャンしたモノクロネガには、TR47を履いたマニ36が写っておりました。本来はTR23を履いている筈なのですが、撮影した当時からスキャンしたその日までの37年間、そんな車両を撮っていたとはツユ知らず、嬉しいやら悲しいやら。何が悲しいって、夜間のバルブ撮影なのですが、荷物の積み込みでもしていたためか、車体がぶれているのです。まあ、車番は何とか読めるのですが、貴重な車両と知っていたら何枚も撮影していたでしょう。観察力がなかったり無知だったりすると、貴重なチャンスをあっさり手放すということですね。でもなあ、今更このグダグダな性格は変えられないし、ドにもならんしょ。