ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

楓駅での並び

平成10(1998)年10月8日 石勝線 楓駅 回9261D、2692D
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この当時、新夕張と楓との間には朝と夕方に1往復ずつの列車が設定されていました。定期の利用客がいたようです。そんな利用者には寂しい楓駅ですが、何しろ石勝線です、特急列車から貨物列車から夜行列車まで、1日を通して通過列車でそこそこ賑わっておりました。

そんな、閑と賑が入り混じる駅らしく、普通列車と通過列車の並びを撮りたいと思い続けていたのですが、ある時、臨時列車の情報が入りました。時刻を調べると、ちょうど朝の列車の停車中ではありませんか。これを見逃す手はありません。撮影はビデオメインですが、またとない機会ですので写真も撮ります。

どうということのないキハ183系の回送列車と、キハ40の普通列車。しかし、こんなシーンすらも今となっては撮り直すことのできない光景となってしまいました。

後に、団臨が何度か行き止まりホームに停車し、通過する特急や貨物などと並ぶシーンが展開しましたが、やはり日常の中の非日常こそが貴重ではなかろうかと思ったりするのであります。