昭和63(1988)年1月4日 青森駅 特急「はつかり」、特急「たざわ」
特急「たざわ」は田沢湖線経由で盛岡と秋田とを結んでいた列車ですが、一部は青森まで延長運転されていました。「たざわ」には一度だけ乗車しましたが、走行シーンは一度も撮影したことがありません。駅撮りだけです。
秋田~青森間には、昭和60(1985)年から61(1986)年にかけて「むつ」という特急列車が運転されましたが、これは駅撮りすらしていません。かろうじて、上野駅でヘッドマーク回しをしていたクハ481で、ヘッドマークを撮影しただけです。
東北特急というと「はつかり」「ひばり」「やまびこ」「やまばと」「つばさ」などといった列車が思い起こされますが、東北新幹線の開業によってこれらの列車は廃止ないしは縮小され、その後に新設された特急列車も極めてローカルな区間列車となりました。
特急「たざわ」は東北新幹線の開業により、秋田への連絡特急という位置づけで誕生しましたが、秋田新幹線が開業すると盛岡~秋田間の「たざわ」は廃止され(標準軌間じゃ485系は走れないし)秋田~青森間は残されたものの「かもしか」に変更され「たざわ」の愛称名は消えてしまいました。
ところで田沢湖線には田沢湖駅はあっても田沢駅はありません。なのに特急「たざわ」って、なんかおかしくないかい?