ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

北四線踏切

昭和58(1983)年5月2日 小沢→倶知安 ?列車
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下りの急行「ニセコ」を撮ろうとこの場所にやってきました。地図を頼りに倶知安駅からトボトボと歩いてきたのですが、後方羊蹄山があまりに出来過ぎた位置に聳えています。当時はこの場所の写真を見た記憶がなかったので、どうしてこんなにいい場所が知られていないんだろうと疑問に思っていました。5年後に「C62ニセコ号」で知られるようになると、一躍、酷い状態になりましたけど。

結局、この時は定石の構図では一切撮らずに、「ニセコ」も近くの丘の上から俯瞰して撮りました。先頭のDD51が三つ目だったので、ちょっと残念ではありましたが。
当時は定石の構図で撮ることを「安直」と感じていたので、線路際での撮影はあまり好んでいませんでした。でも天才じゃあないんだから、そういう基本をしっかり身に着けていないと、何をどう撮っても独りよがりで要領を得ない絵ばかりになってしまうものです。ということを、実はビデオで撮影するようになってから気づいた次第です。遅すぎだろってね。

因みにこの場所は古くから知られており、最近古い写真集か何かで、C62重連の急行「ニセコ」を写したものを見つけました。撮る人はちゃあんと撮っているものですね。