ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

手宮富士にて

「C62ニセコ号」撮影二日目です。

小樽駅のホームから塩谷側を見ると、小高い丘というか小山が見えます。いかにも「ここで撮るといいよ~ん」と誘っているかのように鎮座しています。はい、伺います。そこは手宮富士と呼ばれている所で、宅地もそれなりに建ってはいますが、撮影場所は開けた空き地でした。今なら不法侵入?知らんけど。

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08:28 小樽←塩谷 1525D

幾分逆光ですが、キハ54のようにギラるとそれはそれで結構。まあ、C62がギラるなんてことは絶対にありませんが、煙はどうでしょう。

 

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08:37 小樽→塩谷 団臨

臨時急行「ニセコ」のスジで運転された「くつろぎ」。前日、札幌駅で見かけた列車です。「ニセコ」はこの月の3~5日の運転なのですが、「くつろぎ」は「ニセコ」に併結されて運転されもしました。

奥の造成地は、今や宅地がビッシリ建て込んでいます。

 

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09:05 南小樽→小樽 単9160列車

これはもう何ですか。ざ~けんな~レベルの写真です。自分としては、よくぞビルの隙間からC62の顔だけ撮れたものだとホルホルしているのですけど。良い子は真似をしない方が安心な人生を歩めます。

「長崎屋」や「小樽国際ホテル」「HOKKAI HOTEL」は当時を思い起こさせる懐かしい建物でしょうか。

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09:51~54 小樽→塩谷 C62ニセコ

山の中を爆煙上げて疾走する姿もいいのですが、小樽の街中だって、撮りようによっては悪くありません。何よりも生活感たっぷりな鉄道風景は、生き生きしたものに見えてきませんか。

 

そこそこ満足して、この後は前日に引き続き小沢です。この日は倶知安へは行かず、余裕を持って小沢入りです。このまま天気が良ければ、ニセコアンヌプリ後方羊蹄山(しりべし・やま)も綺麗に見えるんじゃね?

 

昭和63(1988)年5月2日